【クレマチス1年生】新枝咲き品種の特徴と育て方・剪定方法まとめ

クレマチス

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育てるのが難しそうなイメージがあり、中々手を出せずにいたクレマチスですが、2024年ガーデニング歴8年目にして初挑戦することにしました。

私は【ファッシネーション】と【妙福】の2品種を迎え入れることにしました。

色々調べてみると、この2品種ともに「新枝咲き品種」という部類であるがわかったので、今回は新枝咲き品種を4月に購入し、8月現在まで育ててみて感じたことをまとめてみました。

新枝咲きクレマチスとは?

新枝咲きのクレマチスは、地上部が冬に一旦枯れ、春になるとまた地中から新芽が伸び花を咲かせるのが特徴です。

クレマチスの育て方

まず、クレマチス全般に言える育て方としては次の5つが大事になってきます。

植え替えが嫌い
半日以上、葉に日光が当たる場所で育てる
地表が乾いたらたっぷり水を与える
肥料はきちんとあげる
こまめに誘引する

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

植え替えが嫌い

クレマチスは植え替えを嫌う植物なようです。

私がまず悩んだことは地植えにすべきか鉢植えにすべきかというところでした。
鉢植えだったらもし置き場所の環境が合わなかったとしても移動できるけど、地植えだったら植え替えはほぼ無理と考えておくべき…
でも鉢植えだと根が張ったときに大きい鉢に上手に植え替えられるのか心配…

色々悩んだ結果、植える場所を慎重に選んで地植えにすることにしました。
苗を植え付けるときは茎が少しかぶさるくらいに深植えしました。

半日以上、葉に日光が当たる場所で育てる

クレマチスはお日さまが大好きですが、真夏の直射日光による葉焼けには注意が必要です。
また、株本には直射日光が当たらないようにする必要があります。

やっぱりクレマチスって難しいのね…と思いながら私の小庭を眺め、購入前にどこがいいかをよく考えた結果、南側のフェンス沿いに地植えし、株本にはセダムを植えることました。

写真の、白いアイアンフェンスに絡ませているのがクレマチスです。

お昼頃までははほんのり木陰で、程よく日が当たりちょうど良さそうだったのでここにしました。
株本にはセダムを植えましたが、周りの植物たちの陰にもなっています。
今のところ問題なく元気に育ってくれています。
今後も観察を続けます。

地表が乾いたらたっぷり水を与える

4月中旬に新芽が40cm程出伸びている状態の苗を購入し、6月までは晴れが続いた日は2~3日に1回水やりをしていました。
真夏は晴れていると1日で地面が乾くのでほぼ毎日、夕方にあげています。

肥料はきちんとあげる

クレマチスは多肥な環境を好むそうです。

他のサイトや本で調べてみると、1~2週間に1回液体肥料を与えるとか、色々細かく書いてありましたが、土壌や気候もそれぞれ違うと思うので、あまり細かいことは気にせず、今年は小庭の気温やクレマチスの様子を見ながら、下記の感じでやってみました。

【実際にやってみたこと】
・植え付け時にマグァンプk(緩効性肥料)を土に混ぜ込む。
・つぼみが付き始めたころにクレマチスの肥料(化成肥料)をパラパラと撒く。
・夏の暑さが厳しくなってきたタイミングで250倍希釈のリキダス(液体の活力剤)を撒く。

参考までに実際使った商品のリンクを貼っておきます。

ハイポネックスジャパン マグァンプK 中粒 1.1kg中粒 1.1kg

クリスマスローズ・クレマチス肥料 500g 東商

リキダス 800ml ハイポネックス 植物用活力液 活力液

ちなみにクレマチスを植え付ける際の土づくりは特別何もしませんでした。

元々手前にバラを植えているので、毎年冬に腐葉土と油かすを混ぜてフカフカしている程度です。
こんな感じで現在に至り、先程の写真のとおり活き活きしているので、いい感じにできたのかな?と思っています。(写真は8月下旬に撮影したものです。)

こまめに誘引する

クレマチスはつるがとても折れやすいので、こまめに誘引してあげる必要があります。
そうすることで、美しい景観を保つことができる上に、つるが折れることも少なくできるし、風通しもよくできたり、虫がついてるのを早く発見できたり…色々いいことがあります。

誘引する際はホームセンターで売っているビニタイで、ねじらずにくるくると巻き付けてとめてあげると、つるを傷つけずに誘引できます。

以上が(私の実験結果も含まれていますが…)クレマチス全般で共通した育て方です。

クレマチス新枝咲き品種の剪定方法

一方、品種によってことなる部分が剪定方法になります。
剪定方法は、育てる品種が「新枝咲き・旧枝咲き・新旧両枝咲き」のどれなのかによってことなりますが、今回は新枝咲き品種の剪定方法についてになります。

■花後に2~3節のところで剪定する
■冬(12月~2月頃)になったら地際で強剪定

花後に2~3節のところで剪定する

剪定した下あたりからまた新芽が出て、花を咲かせてくれます。

冬(12月~2月頃)になったら地際で強剪定

休眠期に入るので、春の芽吹きを待ちます

まとめ

色々気難しいイメージのクレマチスでしたが、育ててみて感じたことは、

植え付け場所さえ気を付ければあとは結構大丈夫!

これが今のところの私の結論になります。

つるが伸びて初めてつぼみをつけた時は、とてもかわいい姿にテンションが上がりました。

わたしもこれから、クレマチスを育て始めて、初めての秋~冬を迎えますが、気付いたことがあればまたお伝えしたいと思います。

今後クレマチスを育てようか検討中の方、少しでも参考になればうれしいです。

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