これからの時期、乾燥がとても気になると思います。
「部屋の乾燥を簡単に防げる方法はあるかな??」
なんて悩んでいませんか?
しかも、できるだけコストをかけずに・・・。
結論から言うと、加湿器に勝るものは無し!です。
私もコップに水を入れて置いといたり
タオルを寝室に干してみたり
お風呂のドアを開けっぱなしにしてみたり、いろいろ試してみました。
どの対策も、「やらないよりはマシ」でしたが、イマイチなものでした。
狭い部屋でもコップだけじゃ乾燥対策にならない!?
コップに水道水を入れるだけで加湿ができるなんて聞いたことありませんか?
簡単だし特別に用意するものもなくていい方法ですよね。
ただ、1個・2個置いただけじゃ十分には加湿されません。
なぜなら、コップの水は部屋の湿度を上げる程蒸発しないからです!!
「でも狭い部屋なら大丈夫なんじゃない??
一人暮らしだし、お金もかからなくて最高じゃん。」
それが狭いからといって、加湿されるわけではないんです。
コップだけでは部屋を加湿するのは難しいんです。
それでは他にコップみたいに手軽にできる方法・コストがかからない方法はないのでしょうか?
加湿器の代用に、こんな事やってない?
対策① タオルを濡らして干す!
これは有名だと思いますが、タオルをお湯や水で濡らして
乾くときに蒸発した水分が室内を加湿してくれる手軽で
家にあるものでできる方法です。
しかし、タオルに含まれる水の量ってどれくらいでしょうか。
コップ1杯分程度ではないでしょうか。
あまり効果を感じられなかったので、大判のバスタオルをびちゃびちゃに濡らして干してみました。
結果、朝になっても部屋の乾燥は改善されず、タオルはびちゃびちゃのままでした・・・。
対策② 部屋干しをする!
洗濯物を部屋干しして、室内を加湿する方法。
濡れた洗濯物の水分が蒸発して部屋の湿度を上げてくれるという話ですが。
お手軽ではありますが、経験上、部屋の中では洗濯物は乾きにくいです。
“部屋干し臭” もあり、気持ち悪くて止めました。
対策③ 霧吹きで水をまく!
100均などで売っている空の霧吹きに水を入れてまくだけの
簡単な方法です。
自宅に霧吹きがあればなんとも手軽に加湿できます。
ただ、霧吹きの水が床に落ちて濡れるだけでした。
対策④ 観葉植物を置いてみる!
観葉植物は根から吸収した水分を
葉っぱから蒸発させているので、加湿してくれるという話ですが、
葉っぱからの蒸発ってどんなもんでしょう。
やはり、お部屋のインテリアにちょっと置くくらいでは効果は疑問です。
部屋中をジャングルのようにすれば別でしょうけど。
対策⑤ 浴室のドアを開けておく!
お風呂に入った後、ドアを開けておくとそこから水分が蒸発し
室内を加湿してくれるというものです。
一時的には加湿されるようですが、
時間が経ち、お風呂のお湯が冷めてしまうとあまり効果を得られないです。
対策⑥ コーヒーフィルター!
コーヒーを豆から淹れる方はご存知だと思いますが、コーヒーフィルターは
吸水性が高く、どんどん水分を吸収してくれます。
しかし、これも部屋の湿度を上げるためには、部屋中に置かないといけませんね。
それに、結構ホコリが付いてすぐ汚くなってしまうので、しょっちゅう取り換えが必要です。
ズボラな私にはちょっと・・・。
対策⑦ バケツ+新聞紙
こちらはおしゃれさのカケラもない実用的な方法です。
その方法は、水を溜めたバケツに巻いた新聞紙を突っ込んでおくだけ。
新聞紙は2~3枚重ねて巻き、バケツに入るだけ入れましょう。
ここまでやると、ある程度湿度は上がります。
しかし、バケツに新聞紙が突っ込んである部屋っていかがでしょう。
私はそんな部屋で生活はしたくありません。
やはり加湿器の代用など無い。思い切って加湿器を購入するのが良いでしょう!
これまでたくさんの方法を紹介してきましたが、
加湿器には勝てません…(笑)
購入時にお金がかかりますが、最適かつスイッチを入れるだけで
簡単に加湿できちゃいますよね。
それに、加湿用の機械ですから、加湿できる量がすごいです。
こちらはある日の就寝前、湿度は27%です。
冬場は湿度40%~60%が快適に過ごせる目安と言われますので
ちょっと低すぎますね。
ここから加湿器をON。
一晩点けておき、朝の湿度を見てみましょう。
こちらが、朝になった時の数値です。
湿度56%。見事に快適な範囲となっています。
びちゃびちゃのタオルを干したり、
コップをいくつも枕元に並べたり・・・
それでもここまで湿度が上がる事はありませんでした。
ちなみに室温ですが、冬場は18℃~22℃が快適に過ごせるようです。
※湿度60%以上は、ダニやカビが発生すると言われています。ご注意を。
加湿するだけでは不十分!?結露にも気を付けて!
これまではいかに湿度を上げるか。についてお話ししてきました。
ですが、実は湿度を上げまくると大変な事になります。
ガンガンに加湿器をかければ、湿度90%くらいにできます。
朝目覚めると、部屋がモクモクしていました(笑)
加湿によって起こる最大の敵、それは「結露」です。
朝、起きると窓に水滴がびっしりついていますよね。
空気中を漂う水分は冷たい窓に触れると結露として窓についてしまいます。
それでも確かに部屋の湿度は上がりますが、それ以上に結露も増えてます。
一生懸命加湿してもただ結露を増やすだけ。なんてガッカリしますよね。
しかも、窓に溜まった結露は日中乾く事なく、カビます。
湿度は上げたい。カビはいやだ。そうなると、窓の結露対策が重要です。
窓の結露対策はこちらの記事でどうぞ。
乾燥によるリスクを考えると、加湿器の導入が一番。
手軽で特に準備が必要のない加湿方法を探せばいくらでも出て来ますが、
やはり効果はいま一つのようです。
- タオルを干す
- 洗濯物を干す
- 霧吹きで水を撒く
- 観葉植物を置いてみる
- 浴室のドアを開けておく
- コーヒーフィルター
- バケツ+新聞紙
いろいろ試してみましたが、(実際はバケツ+新聞紙は試してませんが)
結局今は加湿器に頼り、快適に生活しています。
また、加湿器を買うのを渋る理由は「お金かかるのはイヤ」が一番の理由ではないでしょうか。
少なくとも、私はそうでした。
良く考えてみると、乾燥によるリスクって結構ありますよね。
肌荒れや、風邪をひきやすくなるというのも良く聞きます。
一度購入したら何シーズンも使えるものですので、
この際、購入されてはいかがでしょうか。