解決方法を探していたいところ「100円ショップのクエン酸シート」が良さそうという情報がありました。
これは、良い情報かも。
【100均検証】ベタベタになったマットブラック(つや消し黒)のヘルメットを100円の「クエン酸ウェットシート」で拭いたら奇跡が起きた! https://t.co/lBrDlfc2ag pic.twitter.com/A23SOn6exZ
— yoshinon@情報管理LOG (@yoshinon) May 8, 2021
マウスのベタベタには2種類の原因があります。
・手汗などの皮脂
・加水分解(経年劣化)
皮脂は比較的簡単に落とせるのですが、この加水分解が少し厄介。
基本的には拭いても拭いてもきれいになりません。
手指の皮脂によるマウスのベタベタ対策
特に手汗がひどい人ではなくても、手には必ず汗を出す「汗腺」があります。
ものをつかんだりする際に汗(水分)が滑り止めの役割を果たしています。
手汗自体は悪いものではないですが、汗と汚れが混じりベタベタしてきます。
手汗によるマウスのベタベタは
①手をこまめに洗う
②アルコールなどでマウスを拭く
以上の2点で大抵解決できます。
汚れは放置するほどこびりついて取れなくなるので
仕事で使うマウスなら退勤前に一度きれいに拭いておけばベタベタは抑えられます。
加水分解によるマウスのベタベタ
ちょっといいマウスには大体手触りをよくする為に、ラバー部分がついていますよね。
マウスに限らずゲームのコントローラーやキーボードに良く使われているゴムっぽい樹脂は時間が経つと「加水分解」と言って水分の影響で表面が溶けているそうです。
空気中の水分とも反応しますので、丁寧に掃除をしていてもいつかはベタベタしてきます。
「使っているマウスがベタベタしてるのは、手がベタベタしているせい」という疑いを妻にかけられていましたが、どうやら手の汗のせいだけでありませんでした。
アルコールでふき取る
アルコール度数がなるべく高いものを使用します。
ティッシュだとティッシュがボロボロになってしまいますので、雑巾などの布で絡めとる感じです。
雑巾には絡めとったベタベタのラバーがこびりついてしまいます。このベタベタは雑巾を選択しても落ちないので雑巾は使い捨てです。
ちなみにアルコールウエットティッシュはアルコール度数が低く、商品によって異なりますが、50%程度ですので、ベタベタを落とすのには向きません。
マニキュアの除光液で拭く
除光液に含まれる、有機溶剤がアルコールよりも強力にベタベタを溶かしてくれます。
ただし、ボタンの隙間に入り込んだりすると有機溶剤独特のニオイが残ってしまいますので使える場所は限られています。
消しゴムでこする
ベタベタを落とすというよりは、消しゴムでベタベタごと表面を削る感じです。
きれいに削るのは難しく、擦った跡が付き見た目も悪くなります。
キッチンハイターで拭く
ゴムのベタベタは酸性である事が多く、アルカリ性のキッチンハイターで中和してしまおうという作戦です。
原液で使うと溶けてしまう事もあるため、水で薄めた溶液からスタートです。
1リットルの水に対してキャップ1杯分溶かします。
溶剤を染み込ませたティッシュなどをベタベタする部分に当て、10分くらい放置してからよく拭き取れば完了です。
こちらもボタンの隙間に入り込んだりするとハイター特有のニオイが残ってしまいますので注意が必要です。
重曹も効果あり
重曹を水に溶かすと、アルカリ性の溶液になるのでこちらも酸性のベタベタには効果があります。
水100mlに対して小さじ1杯の重曹を入れます。
ハイターの時と同じく溶剤を染み込ませたティッシュなどをベタベタする部分に当て、こちらは長めに半日程度放置します。
まとめ
マウスやゲームのコントローラーに使われている素材には、実際にはいろいろな種類があります。
今回紹介した方法ではうまく行かない場合も数多くあります。
または、傷がついてしまったり、本体を傷めてしまう事もあります。
「ダメ元、うまく行けばラッキー」くらいの気持ちで気楽に試してみてくださいね。