都道府県魅力度ランキング2020が発表!最下位の県にも魅力がいっぱいだけど、どんな基準で決めてるの?

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毎年この時期に発表される「都道府県魅力度ランキング」。
今年は最下位の順位に変動があり、話題になりました。
これまで7年連続で最下位だった茨城県が、47都道府県中42位に躍進!
代わりに最下位になったのは、なんと、おとなりの栃木県でした。

栃木県の皆さんは、きっとびっくりしたことでしょう。

今回は、日本中が一喜一憂しちゃうこのランキングの順位の決め方や、今まで最下位だった茨城県、今年最下位だった栃木県について調べてみました。

都道府県魅力度ランキングとは

毎年秋に発表となるこのランキングは、2006年から「株式会社ブランド総合研究所」が発表しているランキングです。この会社は、地域ブランドおよび企業ブランドの研究とコンサルティングを行う専門企業なんですね。

そしてこの「都道府県魅力度ランキング」の正式名称は「地域ブランド調査」というそうです。

各世代から選ばれた全国約3万人の消費者に、インターネットを使って、各都道府県と市区町村の魅力度やイメージ、観光・住みやすさ・特産品の魅力など、100項目以上を調査して、ランキングにしているそうです。

地域ブランド調査には、都道府県ごとや個別の自治体などいくつかレポートがあって、都道府県ランキングはその中のひとつのようですね。

この都道府県魅力度ランキングで長いこと最下位だった茨城県と、今年初めて最下位になった栃木県。

調べてみると、最下位と言われればやっぱり落胆しちゃいますが、両県とも、そんなネガティブなイメージをはねのけるような魅力的な県だったんです。

去年まで最下位だった茨城県は、じつは日本一がたくさん

この調査で昨年まで7年連続、毎年最下位だったのが茨城県でした。
ランキングでは最下位でしたが、じつは茨城県には日本一がたくさんあるんですね。

まず毎日のようにスーパーに並ぶ、チンゲン菜やレンコンの収穫量、マイワシやサバの漁獲量が日本一。

そして工場立地面積に加え、1住宅あたりの住宅敷地面積が約425平米と日本一なんです。
茨城県の人は、坪に換算したら、平均して約128坪の敷地に住んでいるんですね!
なんと住みやすい県なのでしょう。うらやましいかぎりです。

茨城県は、ランキングの最下位を逆手にとって「のびしろ日本一」とスローガンを掲げていました。でもすでに、じゅうぶん日本一なことがたくさんある県でしたね。2020年に42位に躍進するだけの底力はあったようです。

 2020年の最下位栃木県だって日本一や世界に誇れるものがある

さて一方、今年再開となった栃木県です。
関東地方の皆さんなら、小学校の修学旅行で日光のある栃木県を訪れた多いのではないでしょうか。じつは栃木県は、それくらい身近な県なんですよ。

もちろん、栃木県だって日本一はたくさんあります。
いちごや干ぴょう、うどの生産量、餃子への支出額が日本一。

世界に誇れるものもあります。
世界遺産の日光やギネス認定の日光杉並木、ユネスコ文化遺産の結城紬、ラムサール条約の奥日光や渡良瀬遊水地。

その他、鬼怒川や那須高原、佐野プレミアム・アウトレットなど、観光スポットもたくさんあるんですね。東北新幹線で宇都宮まで80分程度ですから、アクセスもいいんです。

栃木県は、とても「最下位」に甘んじるような、なにもない県ではないんですね。

まとめ

ちなみに2020年のトップ3は例年通り、1位は北海道、2位は京都府、3位は沖縄県でした。これらはだれもが納得する県ばかりです

しかしほんとうは、日本はどのエリアも魅力的な自然と住みやすい街がある素敵な国なんです。

皆さんの県は、何位でしたか?
ブランド総合研究所のホームページから探せますよ。

日本には「住めば都」というすてきな言葉があります。
ほんとうはランキングなんて関係なく、あなたの街もきっと素敵なんだと思います。

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