ぬいぐるみは処分したら呪われる!?捨てるのが怖い場合の処分方法

雑学

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ぬいぐるみや人形には魂が宿り、粗末に扱ったり捨てたりすると呪われる・・・。

そんな話を聞いた事があるかもしれません。

そのため、処分するのを戸惑ったり捨てられずに困ったりする事があるかもしれませんが、安心してください。

ぬいぐるみや人形を捨てても呪われたりする事はありません。

ぬいぐるみを捨てるのが怖い方のために気持ち良くお別れできる方法をまとめてみました。

「ぬいぐるみを捨てたら呪われる」は本当か?

ぬいぐるみを捨てたからと言って、持ち主だった人に良くない事が起きるという根拠はありません。

頭ではわかっているはずです。ぬいぐるみと言えどもただの「モノ」なので呪われるなんてありえないと・・・。

なぜ、ぬいぐるみを捨てる時に「呪われそう」とか「かわいそう」とか考えてしまうのでしょうか。

人間は、目がついたぬいぐるみを無意識的に「生き物」と認識するからです。

さらには「モノには魂が宿る」という考え方も加わり、余計に怖くなってしまうんですね。

無意識に「生き物」と認識し、「魂が宿る」と言われたら、これはもう「捨てたら呪われる」という考えになってしまいます。

「モノには魂が宿る」という考えは、「モノを粗末に扱ってはいけない」という先人の教えであり、日本の文化であり、世界共通のものではありません。

もし本当にモノに魂が宿るのなら、アメリカでもイギリスでも、同じような事が言われているはずです。

「呪われた」というのも曖昧で、

例えば、道でつまずいて転んだとしても、それが「ぬいぐるみを捨てたせい」かどうかは判断する術はありません。

ぬいぐるみを捨ててない状態の時と比べる事ができないからですね。

本人が「ぬいぐるみを捨てたせいだ!」と思えばその通りで、それは肯定も否定もできません。

なんだか精神論になってしまいましたが、その通り。結局は「精神論」です。

それでは、気持ちよくお別れできるにはどうしたら良いのでしょう。

お別れの前に、感謝を伝える。

まずは、ぬいぐるみに感謝を伝えてみましょう。

言葉に出さずとも、じっと目を見ながら一緒に遊んだ事を思い出せばそれで十分です。

今はいらなくなったぬいぐるみも、家に来た時の嬉しい気持ち、楽しかった事など

いろいろとお世話になった思い出があるはずです。

次は、洗濯ネットに入れて洗濯機に突っ込みます。

どうせ捨てるので、あまり洗い方とか気にしなくて大丈夫です(笑)

ちなみに私の家では、よく子供のぬいぐるみを服と一緒に洗濯機に入れてしまいますが

ちゃんときれいに洗えるし、干すとフカフカが復活します。

お別れの棺桶を作ってあげる

故人を送り出す時には、周りを花でいっぱいにしたり、好きだったものを並べてあげたりしますよね。

ぬいぐるみにも、それをやってあげようという話です。

とは言え、難しい事はありません。

きれいめな紙袋に、処分するぬいぐるみと、お花を入れてあげるだけです。

お花は、わざわざ買わずに道端の花や、なければ折り紙で折った花でも十分です。

紙袋をしっかり閉じれば、簡易的な棺桶のできあがりです。

焼かれるまで、きちんとぬいぐるみを守ってくれます。

ゴミの日に出すのがぬいぐるみの一番簡単な処分の方法

ぬいぐるみに感謝を伝え、きれいになったら思い切って処分します。

ぬいぐるみに使われている素材を確認し、自治体が定める方法に従ってゴミの収集日に出しましょう。

うちの地区のゴミ袋は半透明で、ゴミの集積所から恨めしそうにこっちを見ているぬいぐるみと目が合った・・・。

なんて事にならないように、袋に入れる前に

・透けない布の包む

・大きめの紙袋に入れる

などの対策を行うようにしましょう。

それでもなんとなく罪悪感がある場合は、縫ってある糸をほどき、

「布」「わた」「その他の部品(目のパーツなど)」に分けてしまいます。

「生き物の形」をしているので捨てる時に抵抗があったり怖かったりするので、

ただの布になってしまえば、どうってことありません。

そこまで手間をかけられない時は、「目」を隠してしまうだけでも十分です。

捨てるだけじゃない。ぬいぐるみを処分する方法

ぬいぐるみの処分は、ただ捨てる以外にも方法があります。

もしかしたら、捨てられない原因は「呪われそうで怖い」よりも「もったいない」という気持ちの方が強いかもしれません。

売って、お金に替える

・リサイクルショップなどの実店舗

・メルカリなどのフリマアプリ

の2つが主な売り先となります。

リサイクルショップにしろ、メルカリなどのフリマアプリにしろ、自分ではとても大事にしていて価値があったぬいぐるみでも、大体「えっ、そんな値段しか付かないの!?」とガッカリしてしまう事が多いのが「売る」という方法です。

この場合は、「お金に替える」というよりは、

「タダでもいいから、大事に使ってくれる人の元に送り出す。」という心構えが必要です。

寄付する

リサイクルショップに行く時間がない、フリマアプリでも売れない。という場合もまだ諦めないでください。

「施設や団体に寄付をする」という方法もあります。

ですが、

「どこに持って行ったらいいの?」ってなりますよね。

小学校や病院で受け付けている場合もありますが、

「ぬいぐるみを寄付したいんですけど・・・」と伝えるのって勇気が要りますよね。

「うちでは受け付けていません」なんて言われたら精神的ダメージが・・・。

そんな場合でも、ネットで探すと寄付を受け付けている団体は結構たくさんあります。

一つ注意点として、送料は発送者負担になっている所が多いです。

知人や親戚の子にあげる

知り合いの子供、親戚の子供などにあげるのも一つの手です。

子供は、新しい・古い関係なく喜んで遊びます。

ぬいぐるみにとっても、遊んでもらう機会が増え、嬉しい事と思います。

この場合は2点ほど気をつける必要があります。

相手の親が迷惑しないか。

子供が欲しがっていても、親が迷惑する場合があります。

子供に「欲しいか」を聞く前に、親に「こんなぬいぐるみがあるけど、あげても良いか」と確認するようにしてください。

ぬいぐるみは、危なくなく清潔か。

目や小さな部品が取れて誤飲につながる。

しまいっぱなしでカビやダニが発生している。

などの場合は、やめましょう。

また、あなたが「きれいな状態」と思っていても、感覚は人それぞれです。

また、親しい間柄でないと、本当は要らないのに気を遣って受け取る場合があります。

知人や親戚にあげるのが一番簡単で手間もかかりませんが、一番注意が必要かもしれません。

人形供養に出す

神社やお寺などで「人形供養」を受け付けている事もあります。

直接持ち込みでないと対応してくれない所や、郵送でも受け付けてくれる所など様々です。

また、人形供養の場合は2,000円~5,000円程度の料金がかかります。

それに送料もかかりますので、結構な金額になります。

しかし、きちんと供養をしてもらう事で罪悪感や贈ってくれた人への申し訳ない気持ちはぐっと減らす事ができます。

処分しようか残しておこうか迷う時は・・・

捨ててしまって、後で後悔する・・・。

なんて事は、一番避けたいですよね。

「捨てようか、どうしようか・・・」

悩んでいるぬいぐるみは「迷い中BOX」を作ってみてください。

使い古しの段ボールにでも入れておいて、1か月程度経ったら判断します。

1か月の間に、全然思い出さなかったり、1度も手を触れないようなら処分してしまって良いのではないでしょうか。

逆に、1か月の間に何度も思い出したり、必要になって取り出したりする場合は処分してしまうと後悔する可能性が高いです。

まとめ

「ぬいぐるみを捨てたら呪われる」という考えは根拠のない話であり、

無意識に「生き物」として認識してしまったり、モノを大事にしなさいという先人の教えが影響している事がわかりました。

いずれにしても、自分が納得できる方法でぬいぐるみとお別れができると良いですね。

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