辛いもの苦手なのは体質ではなく「慣れ」だった!誰でも辛いものを克服できる!

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辛いものの得意、不得意って生まれつきの体質だと思っていませんか?

私はそう思っていたのですが、実は違う事がわかりました。

辛いものが得意な人→辛いものに慣れてる

辛いものが苦手な人→辛いものに慣れていない

という事だったんです!

つまり、辛いものの得意不得意は

「慣れ」

だったんです。

私は辛いものは苦手です。苦手ですというか、辛さには弱いです。

そんな私でも、実は辛いものって食べたくなってしまうんです。

辛いものは食べたい!でも辛いものは辛い!

こんな相反する感情を持っている人はいるのか、また、辛いものを克服して食べられるようになった人はどんな事をやっていたのか、調べてみました。

辛いものが苦手なのは正常!?辛さ=痛さだった!?

調べてみるとおもしろい事が分かりました。

人の味覚は、甘い・しょっぱい・苦い・酸っぱい・辛いなどがありますが、舌には味を感じる味蕾(みらい)というものがあります。

この味蕾で感じられる味は「甘味」「塩味」「苦味」「酸味」「旨味」の5つです。

「辛い」が入っていませんね。

実は「辛さ」は痛みと同じような刺激として痛覚で感じる味なので、実は辛さは味ではなく感覚の一つだったのです!

そして辛さにも2種類あり

・ホット系の辛さ

・シャープ系の辛さ

と呼ばれる事が多いです。

ホット系はトウガラシをはじめ、胡椒や生姜、山椒などの辛さです。口の中が熱くなるような感覚があることからこう呼ばれます。

シャープ系はわさびやカラシ、大根などのツーンとするような辛さの事です。

すぐにできる、辛いもの対策は

辛いものを食べながら水を飲むのは逆効果だそうです。

口の中の粘膜は唾液によって保護されていますが、水を飲む事で唾液が流れてしまい、余計に辛さを感じるそうです。

すぐできる!唐辛子の辛さを消す方法

・牛乳でコーティング

牛乳でコーティングができるため、辛さを感じにくくなるという説がありますが、実際のところは牛乳に含まれる「カゼイン」という成分が辛さの元であるカプサイシンをブロックしてくれる働きがあるそうです。

すぐできる!わさびの辛さを消す方法

わさび特有の、鼻にツーンと来る辛さを消すには

・マヨネーズ

が効果的です。

小さじ1杯くらいのマヨネーズを口の中に広げるように舐めるとわさびの辛さを消してくれます。

すぐできる!カレーの辛さを消す方法

・生卵

カレーに生卵を入れると辛さがマイルドになる事は有名ですが、他の辛いものにはあまり効果がないようです。

・ラッシー

カレーの本場インドでは、カレーに欠かせない定番ドリンクとして「ラッシー」があります。

ラッシーがカレーの辛さを和らげてくれるのですが、実はラッシーは家庭でも簡単に作れます。

牛乳250ml・ヨーグルト250g・砂糖大さじ2・レモン果汁小さじ2を混ぜるだけでラッシーが出来上がります。

なぜ辛いものを食べるのか

辛さは痛みの一種である事がわかりました。

それならなぜ人は痛みを求めて(?)辛いものを食べるのでしょうか。

辛いものを食べると、脳内ではアドレナリンが分泌されます。

アドレナリンが分泌されると興奮状態になり、

・集中力が高まる

・心拍数や血圧を上げる

・瞳孔が開く

・血管の拡張

・気管支の拡張

などの変化が身体に起こります。

簡単に言うと体が「戦闘モード」になるという事です。

この「戦闘モード」は体の様々な機能を活性化させ、気分を高めてくれると言われています。

また、エンドルフィンという脳内麻薬的な物質も分泌されます。

エンドルフィンは幸せ感を呼ぶ脳内ホルモンとして知られており、

・苦痛を和らげる

・幸せを感じる

効果があります。

エンドルフィンが分泌され続けると、体が慣れてしまい同じ辛さ=同じ量のエンドルフィンでは満足できなくなってきます。

そのため、さらに多量のエンドルフィンを求め、再び辛いものを求めるループにハマっていくという訳です。

辛い物の得意不得意は体質ではなかった。

辛い物が食べられる人と食べられない人は生まれつき決まっている体質ではなく、結局のところ「慣れ」によるものが大きいようです。

先にも述べましたが、辛いものを食べ続けると「辛さ=痛み」に慣れていく事、エンドルフィンを求めるループにハマっていく事

これを過去にやってきた人が「辛いもの?大好きです!」となっているんですね。

まとめ、辛いものが得意になる方法は

調べてみた結果、画期的な辛い物が得意になる方法なんてものはありませんでした。

地道に辛い物を食べて体を慣らしていくしかないという事ですね。

しかし、辛いものは刺激物でもあるので、お腹を壊しやすい人は無理して食べてはダメです。

番外編、唐辛子を丸一本食べた私は・・・

どうでも良い話ですが、私は高校生のころ唐辛子(鷹の爪?)をま丸一本食べてひどい目にあった事があります。

あれは調理実習が終わった昼休み、

余った唐辛子を丸一本

「これ、食べてみなよ!」

と言われ、

「そんなの平気だもんねー!!」と

むしゃむしゃむしゃ・・・。

あれって口に入れた瞬間は何ともないんですね。

しばらく(感覚的には10秒くらい)噛んでいると

突然辛さ(もはや辛さというより、痛さ・熱さ)が襲ってきます。

慌てて吐き出しても後の祭り、その日の部活が終わっても、口の中と口の周りのヒリヒリが取れませんでした。

思い返してみると、それから唐辛子系の辛いものを避けるようになったかもしれません。

避けていたから、辛いものを食べる機会があまりなく、辛さに対して強くならないままになってしまったという事ですね。

今後は積極的に辛いものに取り組んでいこうと思います。

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