コロナウイルスの影響でご自宅でのリモートワークに移行された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ご自宅で過ごす時間が増えてしまい、何かと手間の増えたことも多いと思います。
特にイヤなのがゴミの処分ですよね。
分別が厳しい地域に住んでいるとゴミの量が増えるとその分、仕訳をする作業量も増えてしまいます。
仕事や育児など忙しい毎日を送っているあなたにとって負担が大きいですよね。
筆者の住んでいる地域では、ペットボトルを捨てる際、キャップやラベルを外さなければならず少し面倒でした。
ところが、最近各メーカーがそんな手間を省いてくれる工夫を始めているのです。
今回は、そんな消費者にとってうれしいラベルレス商品についてまとめてみました。
高まっていくエコ意識⁉ ラベルレスに移行しつつあるペットボトル飲料…
最近、コンビニ等の店頭でも従来のプラスチックラベルの代わりに紙製の首掛けラベルのみがついたペットボトル飲料を見かけるようになってきました。
初めて見たときは少し驚きましたが、従来のものより洗練されているような印象があります。
ECサイトでは、この紙製ラベルも省略した「完全ラベルレス」の飲料もケース単位で販売されています。
また、以前はリサイクルマークのシール添付を行っていた商品についても、
ペットボトルに直接刻み込むという工夫がされた商品もあります。
令和2年4月1日に経済産業省の「資源有効利用促進法」という省令が改正されました。
これにより、ケース等で消費者に販売される場合であれば、「完全ラベルレス商品」も販売可能となりました。
原材料表示はペットボトルに書かれていなくても、ケースに記載していれば省略できるようになったのです。
こうした背景には、環境保全のためにゴミの排出量を減らそうという政府の取り組みがあります。
ゴミの分別は消費者にとって非常に手間のかかる作業です。
その負担を少しでも軽くすることで、リサイクル活動に取り組みやすくなる
といった狙い目があります。
ラベルがなくなった⁉ より魅力的になった商品たち…
代表的なラベルレス商品にはアサヒ飲料の「おいしい水」や日本コカ・コーラの「い・ろ・は・す」、AGFの「ブレンディ」など有名ブランドのものが多くあります。
家庭内での消費が大きくなったことで、ECサイト上では内容量を増量させた商品も展開されています。
重たいペットボトル飲料ですが、ECサイトでの注文だと自宅に届きますし、
1本当たりの容量が多ければゴミを捨てる頻度も減るのでうれしい改良ですね。
これらの商品を実際に購入された方々の商品レビューやSNSでの反応を見てみると
「廃棄時にラベルをはがす手間がなくなった」
「ラベルなしの商品はエコに役立つ」
などゴミの分別の手間が減ったことを喜ぶ声が多く出ています。
また、飲んでいるものを他人に知られるのが気恥ずかしいと思っている方や
「持たない暮らし」などの影響から派手なパッケージ等を敬遠する方もいらっしゃいます。
そうした方々も「スタイリッシュな感じでおしゃれ」
などと好意的な感想を抱いています。
消費者からはラベルレス商品は好評なようで、他の銘柄への導入も期待する声も上がっています。
まとめ
リサイクル推進の為に、飲料メーカーへの政府の後押しもあって、
定番商品のラベルレス化が進んできています。
面倒だった家事の負担もより小さいものになりつつあります。
商品自体にゴミ分別の手間を省く工夫があると、エコ活動を実践しやすいですね。
しかも、よりシンプルなデザインになったことでおしゃれな外見に変わったこともうれしいポイントです。
筆者も同じ種類の商品であればラベルレス商品の方を選ぶようにし、
できることからゴミ削減活動を実践していきたいです。
今後、ほかの商品でもこういった動きがあるのかと期待が膨らんでいきますね。