アルバイトを辞めたい時、きちんとした理由があるならまだしも
「仕事内容がイヤだ」
「嫌な先輩がいる」
「店長が怖い」
「もっと時給が高いところを見つけた」
なんて本当の事を言ってしまったら、どうなってしまうか怖いですよね。
結論から言うと
「勉強が忙しい」とか適当な理由で問題ありません。
というか、言いたくなければ伝える必要すらありません。
「本当の事を言え!!」なんてトラブルになる事もありませんので、堂々と嘘の理由を告げて大丈夫です。
アルバイトを辞める理由なんて実はどうだっていい
アルバイトを雇う側から見た意見です。
アルバイトが辞める時に一番困る辞め方は
無断で来なくなる
これが断トツの1位です。これに加えて連絡が取れなくなると最悪です。
来ない事が分かっているなら、シフトを動かすなり誰か代わりに出てもらうなりできるのですが、
時間になっても来ない。連絡もつかない。制服も返さない・・・。
事件や事故に巻き込まれたのかもしれないと心配して、何度も連絡をとり、やっと繋がったかと思ったら「辞めます」って・・・。
これでは人間性を疑ってしまいます。
次に困る辞め方は
「明日から来ません。」
辞める意思を伝えている分、無断で来ないよりはまだマシですが急な話なので求人も間に合いません。
やはり早目に辞める意思を伝えて欲しい所です。
いかがでしょうか、アルバイトを雇ってる側からすると、実は辞める理由なんでどうだっていいんです。
やはり雇う側としては「どうして辞めるの?」必ず聞いてしまいますが、なんでしょう。挨拶みたいなもので適当に理由を言ってもらってかまいません。
この時に変にモジモジしていたり、言いにくそうにしていたりすると逆に心配になってしまいます。
アルバイトと言えども苦楽を共にした仲間ですので、
「何かアルバイトを続けられなくなってしまうようなトラブルとかあったんじゃないか。」とか心配してしまうんですよね。
あわよくば力になりたいと。
そんな余計なお世話心がありますので、ついつい根ほり葉ほり聞きたくなってしまうんです。
アルバイトを辞める時の言い方は?こういう理由ならアルバイト先も納得!
できるなら「仕事がイヤ」とかの理由ではなく、
「そうか、頑張れよ!」と送り出したくなる理由が好ましいです。
ではおススメの理由をご紹介していきますね。
学業に専念
学生の本分は学業ですのでアルバイトを辞めたい場合は、この理由にすると一番説得力があります。
勉強に集中したい、単位を落としそうなどの理由があると引き留めにくいですし辞めざるを得ないことが分かりますね。
部活が忙しくなった
部活の合間にアルバイトをしていた方は、思ったよりも忙しくて両立が難しくなったということも説得力があります。
「部活、頑張りたいんです!!」
と言えば、応援しながら送り出してくれるはずです。
目標の金額が貯まった
実は〇〇を買うためにバイトをしていたんです。
親にお金を借りていて、それが返し終わるんです。そしたら自由です。
などと言っておけば、若者感(?)が出て、おじさんには好印象です。
アルバイトを辞める理由、これはNG!
理由なんて嘘でも何でもいいと述べましたが、スッキリと辞められるように、
避けるべき理由もあります。
いくつか紹介しておきます。
アルバイト先の人たちが不快に感じる場合
例えば、「職場環境が悪い」「想像していたのと違った」などと
なんかこう、あなた達が悪いみたいな理由を言ってしまうのは社会人的にNGです。
「俺たちが何とかするぜ!!」となってしまう場合
「ミスばっかりで皆に迷惑をかけてしまう。」
「仕事がいつまで経っても覚えられない。」
なんて理由だと、
「大丈夫!俺たちがちゃんとフォローするから!!」
という展開になりかねないです。
明らかな「ウソ」
事実ではない事が客観的にバレてしまう「嘘」も避けるべき理由です。
「家族が入院した」
などは「じゃあ退院したら復帰してもらおう」と思われる可能性もあり、あまり良い理由ではないのと、「何の病気?」「どこに入院?」といった質問から、嘘だとばれてしまうリスクがあります。
アルバイトを辞める時、メールやLINEはマナー違反!
理由を決めたら次は伝え方ですよね。
どのようにして伝えるのがいいのでしょうか。今の時代はメールやLINEで伝えようかな?と思っている方も多いはずです。
ですがいくら時代の流れとはいっても、辞めることをメールやLINEで伝えるのは辞めましょう。マナー違反です。
自分としては楽に辞めることを伝えたいと思いますが、職場にとってはアルバイトが辞めるということは大きなことですし、調整も必要になります。
いきなりメールやLINEで言うのではなく、直接上司に会って伝えてくださいね。
ですが緊急事態でどうしても直接会う時間が取れないなどの場合は、せめて電話にしましょう。
最初からメールやLINEを送って相手を驚かせるのではなく、直接話す時間を作って伝えるようにしましょうね。
そして辞めるのも突然「明日辞めます」というのはマナー違反です。
2週間前までに申し出れば良い事になっていますが、実際2週間前では次のアルバイトの採用も間に合いませんので1ヶ月前には伝えられるといいですね。
契約書に定めがある場合はそれに従ってください。
引継ぎや新しいアルバイトを募集したりと、対応することがたくさんあります。
なんとなく辞める事が決まっていながら、アルバイトをしていると気まずいような気がしてしまいますが、気にする事はありません。
期間満了までしっかりと働いてください。
まとめ
アルバイトを辞める時、正直に理由を言いたいなと思うこともあるでしょう。
もちろん正直に伝えるのは良い事と思いますが、あなたが思っている程辞める理由は気にされていないものです。
なるべく円満に辞めることを前提に理由を伝えるようにしましょう。
正直に言えないような理由なら、説得力のある理由を伝えるのも一つの方法です。
嘘を言ってしまう事になるのに罪悪感があるなら、「少し、話を大げさに言う」くらいの心構えでOKです。
さらに伝え方もメールやLINEではなく、きちんと直接会って伝えるようにしてくださいね。
辞める約1ヶ月前までには辞めるということを伝えるととても親切です。
相手のことも考えて伝えられるといいですね。
辞めることを言うのは緊張しますしやりたいことではありませんが、円満に辞められるように工夫することもすごく大切なことです!