映画にはポップコーンは必需品ですよね。
それにしても、あのポップコーンのサイズって食べきれないくらい大きくないですか?
あんなに大きいのは「アメリカサイズだから」なんですって。
それにしても大きいには、もうちょっとわけがあるはず。
ということで調べてみました。
映画館のポップコーンってあのサイズなの?
原料のコーンで量った時、Mサイズなら20グラム、Lサイズなら28グラムで作ったポップコーンが売られている、という説があります。
でも、TOHOシネマズには4.5リットルという売り方もしています。さすがのアメリカにもないサイズなのでは?と思ってしまいますよね。
映画を見るのはカップルとは限らないんだぞ!といらぬ憤慨をしてしまいます。
最近は、塩味以外にも、キャラメル味やコンソメ味、北海道バター味などたくさんありますし、ますます食べ切れないです!カロリーもすごいし!
じつは、館内で買ったポップコーンって、持ち帰ることができるんですよ。
たとえばユナイテッド・シネマなどでは、持ち帰り用の袋が置いてあったりします。
そもそも、なんで映画館でポップコーンなの?
なんで映画を見る時ポップコーンなんでしょうか?
もともとは1930年代ぐらいのアメリカでは、映画館でポップコーンは定番だったようです。
日本でも戦後、本格的に映画館でポップコーンが売られるようになりました。
アメリカでポップコーンが定番になったのには、いくつか理由があったようです。
それは、「原価が安い」「音や匂いが少ない」「スクリーンに投げつけても害が少ない」からだったようです。
最後の「スクリーンに投げつける」ですが、昔アメリカでは映画がつまらないと、ポップコーンをスクリーンめがけて投げる習慣があったとか。
さすがにこの習慣は、日本では定着しなかったようですね。
映画館の収益構造も
じつは、映画館のポップコーンが大きいのには、映画館の収益構造も大きく影響しているようです。物販収入の有無で、映画館の収入は2倍ぐらい違ってくるようです。
映画館の収益の柱は3つあります。「映画館のチケットからの興行収入」「物販収入」「その他の収入」です。一つづつ見てみましょう。
※映画上映収入
タイトルごとに映画館の取り分が決められるようです。大体60%ぐらいだそうです。1900円のチケットだと1000円ぐらいですね。
※物販収入
ポップコーンやドリンクなどやグッズの収入ですね。
先程「ポップコーンは原価が安い」と書きました。じつは、飲食の販売は利益率が80%程度あるんですね。とくにポップコーンは大きいサイズで高めに売りたい商品なんですね。
ドリンク込みで1000円近くすると、映画館の収入は800円ぐらいあるわけです。
じつは上映収入と大差ないのですね。
※その他収入
映画の本編の前に、地元のお店の映像が流れたりしますね。あの収入です。最近は景気も悪く、かなり低調なようです。
まとめ
映画館の収入の半分は上映収入、あとの半分は物販その他でした。
ちょっと意外ではないでしょうか。
映画館は上映収入で成り立っていて、物販はプラスアルファだと思っていました。
映画を愛する皆さんは、映画を見に行った時はぜひ、物販にも協力をお願いします。