子育てをしていて、おそらく全員が「いじわるをしない子に育ってほしい」と思っていると思います。
子供にはいじめやいじわるとはなるべく関わらないような、平和で楽しい世界を築いてほしいなと思いますよね。
ですが成長するにおいて、いじわるとは切っても切り離せない部分があります。
いじわるをする子、される子どちらもいますよね。
そこで子育てにおけるいじわるにはどう対応していけばいいのか、その対処法をご紹介していこうと思います!
子どもが弱い子にいじわるを……!どうすればいい?
ではまず、自分の子供がお友達や兄弟に対していじわるをする!そんなときにはどうすればいいのかを考えてみましょう。
例えば小学校に入るようになって、最初はみんな仲良くしていたのに徐々に一人の弱い子に対していじわるをするようになって、周りのお友達と一緒になって人を傷つけてしまったりということはよく聞きますよね。
さらに妹や弟に対していじわるをして泣かせてばかり・・・という状況にあるという子も多いのではないでしょうか。
できれば子供同士みんなで仲良く遊んでほしいと思うところですが、2~3歳ごろから自分や相手がどういう性格なのか、というのが分かってきます。
そしてそれを理解したうえで、この子にならいじわるをしてもいいのではないかと思うようになり、いじわるをしてしまったりするんですね。
いじわるというのは、相手を泣かせようとわざとやっている場合とやり取りの中で自然にいじわるな行動が出てしまうことがあります。
どれもまだお友達と遊ぶスキルが低かったり、言葉でうまく伝えられなかったりしていじわるという行動に出てしまうんですね。
ですのである程度成長を見守るとともに、「〇〇したかったんだね」と気持ちに共感してあげることが大切です。
そのうえで、こういうことをしたら悲しくなる、いけないということを教えて行くようにしましょう。
いきなり怒りだすよりは先に話を聞いてあげて、その上でいじわるをすることはいけないこと、傷つく人がいるんだということを知ってもらえるといいですね。
我が子がいじわるをするのは、とても悲しいことです。
自分の育て方が悪かったのかなと感じることがあるかもしれません。
ですが何か理由があってそういう行動をしてしまっているはずなので、親としてはそこをきちんと見てあげることが大切でしょう。
子供がいじわるをされる・・・どうすればいい?
では逆に、自分の子がお友達にいじわるをされるのをよく見るという場合はどうすればいいのでしょうか。
子供も性格がきちんとあって、徐々に遊び方なども出てきますよね。
その中で人のものを取ったり、手が出てしまう子ももちろんいます。
もし自分の子が何かされてしまったのを見た時は、子どもに我慢が続かないようにするのが大切です。
もし何かを取られたりしたら取り返したり、貸してあげられるなら貸してあげるなど子供の気持ちをしっかりと聞くようにしましょう。
中には突然危ないことをする子もいたりしますよね。
そういう場合は怒るのではなく、知らない子でも危ないことは危ないと伝えてあげたほうがいいです。
もちろんそうならないよう、親はしっかりと自分の子を見ていないといけないですね。
徐々に子ども同士のトラブルが出てきますが、それをどう解決すればいいか、トラブルなく遊べるかということも子供は成長しながら学んでいます。
それを手助けし、見守ってあげるのが一番ですね。
まとめ
子育てをしていて、いじわるをした、されたというのは切っても切り離せない悩みになるかもしれません。
子どもの気持ちをしっかり聞いて、いけないことはいけない、どうしてそういうことをしたのかは必ず確認するようにしましょう。
そして何かされた場合も我慢させすぎないよう、しっかりと子供が自分の気持ちを外に出せるようにしたいですね。