毎日使うキッチン。
使い終わったら掃除をして、毎日清潔にしておくのが理想ですよね。
ですが、油汚れやカビなど、キッチンには様々な種類の汚れがあって
どうやって掃除すればいいのか困ることはありませんか。
そしてついつい放っておいてしまって汚れが頑固になり、
掃除がもっと億劫になる、なんてことも。
でも、使うのはアルコールだけ、という簡単にできる掃除であれば、
毎日の習慣にできるのではないでしょうか。
ここでは、サッと簡単にできる、アルコールを使った、
キッチンの油汚れやカビの取り方をお伝えします。
キッチン掃除に使うアルコールとは?
まず、掃除に使うアルコールについてですが、
「無水エタノール」を準備します。
無水エタノールとは、薬局などで売っている、
水分をほとんど含んでいないアルコールのことを言います。
洗剤と違ってすぐに蒸発するので、洗い流す必要がありません。
また、人体にも優しいので、子どもがいる家庭でも安心して使えます。
無水エタノールがなぜ掃除に使えるかというと、
エタノールは水や油に溶けやすく、汚れを浮かせてくれるからです。
水滴も残らないので、あらゆる場所の掃除がしやすいです。
汚れ別に洗剤を変えなくても、この無水エタノールが1本あると、
とても便利ですよ。
アルコールを使ったキッチンの油汚れやカビの取り方
キッチンの中で、ガスコンロや換気扇、電子レンジ、
冷蔵庫など、気がつくと付いてしまっている油汚れは
無水エタノールで簡単に取れます。
すぐに蒸発するので、電化製品にも使えます。
やり方は、100円均一ショップなどに売っているスプレーボトルの中に
無水エタノールを入れて油汚れに吹きかけ、
キッチンタオルや乾いた布で拭き取るだけです。
しつこい油汚れもキレイに落とせます。
もし、一度拭いてもべたつきが残ってしまっている場合は、
多めにスプレーし、少し時間を置いてみてください。
その後拭き取ると、大体の汚れは落ちると思います。
次に、カビ取りのやり方です。
カビを取る時には、この無水エタノールに少し水を混ぜたものを
使います。
水の量は、無水エタノール8につき2です。
なぜ無水エタノールのままで使えないかというと、
そのままだとすぐに蒸発してしまい、カビにあまりダメージを
与えられないから。
水を混ぜることによって、よりそのカビのある場所に、
アルコールをとどまらせることができるのです。
混ぜたものを、スプレーボトルに入れて使いますが、
これは「消毒用エタノール」とも言います。
この消毒用エタノールを、キッチンペーパーや乾いた布に吹きかけ、
カビを拭き取るだけです。
もしそれでも落ちない頑固なカビがあれば、カビが生えている所に
キッチンペーパーを置き、消毒用エタノールを吹きかけて
少し時間を置きます。
その後、乾いたキッチンペーパーや布で拭き取ります。
これで以上です。
なお、カビには直接吹きかけないでくださいね。
カビの胞子が飛び散って、カビの増殖を招まねく可能性があります。
いかがでしょうか?
これなら、簡単に掃除できると思いませんか。
なお、消毒用エタノールはカビ予防にも使用できます。
消毒用エタノールをキッチンペーパーや乾いた布に吹きかけ、
キッチン中を拭き上げます。
それだけで、カビを生えにくくすることができます。
なお、アルコールなので、火のそばで使わないことだけは
気をつけてくださいね。
アルコールを使ってキッチンを清潔に
キッチン掃除に使うのは、無水エタノール1本で充分、
ということがお分かりいただけたと思います。
私はこの無水エタノールを使いだしてからは、キッチンを使ったらすぐ、
1~2分ほどでサッと掃除をしてしまいます。
その方が、精神的にも肉体的にも楽だということが分かりました。
清潔なキッチンでお料理をするのはとても気持ちいいものです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。